蘆髪蒲見別王
- 名前
- 蘆髮蒲見別王【日本書紀】(あしかみのかまみわけのみこ)蘆髪蒲見別王
- 蒲見別王【日本書紀】(かまみわけのみこ)
- 足鏡別王【古事記】(あしかがみわけのみこ)
- 葦敢竈見別命【先代旧事本紀】
- キーワード
鎌倉之別 ・小津 ・石代之別 ・漁田之別 之祖【古事記 中巻 景行天皇段】竈口君 等祖【先代旧事本紀 巻第七 天皇本紀 成務天皇四十八年三月庚辰朔条】
- 性別
- 男性
- 没年月日
- 仲哀天皇元年閏11月4日
- 父
日本武尊 (倭建命 )【日本書紀 巻第八 仲哀天皇元年閏十一月戊午条, 古事記 中巻 景行天皇段, 先代旧事本紀 巻第七 天皇本紀 成務天皇四十八年三月庚辰朔条】
- 母
山代之玖玖麻毛理比売 日本書紀では、仲哀天皇の異母弟とあるのみ。【古事記 中巻 景行天皇段】弟橘媛 【先代旧事本紀 巻第七 天皇本紀 成務天皇四十八年三月庚辰朔条】
- 先祖
- 出来事
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仲哀天皇元年閏11月4日
【日本書紀 巻第八 仲哀天皇元年閏十一月戊午条】越国 から白鳥四羽を献上する為に、鳥を送る使者が菟道河 のほとりに宿った。
時に蘆髪蒲見別王はその白鳥を見て「どこに持っていく白鳥か」と尋ねた。
越の人は「天皇が父王を恋しく思われて、飼いならそうとしていますので献上するのです」と答えた。
蒲見別王は越の人に「白鳥といえども、焼けば黒鳥になる」と言った。そして強引に白鳥を奪って持ち去った。
越の人は参上して報告した。
天皇は蒲見別王の先王への無礼を憎み、兵を遣わして殺した。
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