天津彦根命

  • twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
名前
  • 天津彥根命【日本書紀】(あまつ)天津彦根命
  • 天津日子根命【古事記】(あまつ
  • 天都比古禰命【新撰姓氏録抄】(あまつ)天都比古禰命
キーワード
  • 凡川内直(おおしこうちのあたい)山代直(やましろのあたい)等祖【日本書紀 巻第一 神代上第六段】
  • 茨城国造額田部連(ぬかたべのむらじ)等遠祖【日本書紀 巻第一 神代上第七段 一書第三】
  • 凡川内国造額田部湯坐連(ぬかたべのゆえのむらじ)木国造茨木国造の誤りの可能性大。倭田中直(やまとのたなかのあたい)山代国造馬来田国造道尻岐閉国造周芳国造倭淹知造(やまとのあんちのみやつこ)高市県主(たけちのあがたぬし)蒲生稲寸(がもうのいなき)三枝部造(さきくさべのみやつこ)等之祖【古事記 上巻】
  • 後裔は左京三枝部連(さきくさべのむらじ)「顕宗天皇の御世に諸氏の人らを召集して饗宴を賜った。時に三茎の草が宮庭に生えていたので採って献上した。それで三枝部造(さきくさべのみやつこ)の姓を負った」とある。・左京奄智造(あんちのみやつこ)・摂津国凡河内忌寸(おおしこうちのいみき)・河内国津夫江連(つぶえのむらじ)「天穂日命十二世孫宇賀都久野命之後也」とするものあり。・河内国凡河内忌寸・河内国大県主(おおあがたぬし)・大和国犬上県主(いぬかみのあがたぬし)・大和国薦集造(こもつめのみやつこ)【新撰姓氏録抄 当サイトまとめ】
  • 天照大神あまてらすおおみかみ生んだのは素戔嗚尊だが、天照大神の八坂瓊の五百箇の御統を使用して生まれたので、天照大神の子としている。【日本書紀 巻第一 神代上第六段】
先祖
  1. unknown
  2. 天照大神
    1. 伊奘諾尊
    2. 伊奘冉尊
  • 明立天御影命あけたつあめのみかげのみこと【新撰姓氏録抄 第二帙 第十三巻 左京神別下 天孫 額田部湯坐連条】【母:不明】
  • 天久之比乃命あめのくしひのみこと【新撰姓氏録抄 第二帙 第十五巻 右京神別下 天孫 桑名首条】【母:不明】
  • 天麻比止都禰命あめのまひとつねのかみ【新撰姓氏録抄 第二帙 第十六巻 山城国神別 天孫 山背忌寸条】【母:不明】
  • 天戸間見命あめのとまみのみこと【新撰姓氏録抄 第二帙 第十八巻 摂津国神別 天孫 国造条】【母:不明】
  • 彦稲勝命ひこいなかつのみこと【新撰姓氏録抄 第二帙 第二十巻 和泉国神別 天孫 末使主条】【母:不明】
出来事
  • 素戔嗚尊が、天照大神八坂瓊(やさかに)五百箇御統(いおつのみすまる)天真名井(あめのまない)に濯いで、カリカリと噛んで吹き出した息吹の細かい霧から生まれる。
    八坂瓊の五百箇御統は、天照大神から借りた物なので、天照大神の子とした。

    【日本書紀 巻第一 神代上第六段】
    • 素戔嗚尊が、頸にかけていた五百箇御統(いおつのみすまる)(たま)を、天渟名井(あめのぬない)(またの名は去来之真名井(いざのまない))で濯いで食べた際に生まれる。

      【日本書紀 巻第一 神代上第六段 一書第一】
    • 素戔嗚尊天真名井(あめのまない)に浮かべた剣の先を食い切り、吹き出した息吹の中から生まれる。

      【日本書紀 巻第一 神代上第六段 一書第二】
    • 素戔嗚尊が、頸にかけた五百箇御統(いおつのみすまる)(たま)を左腕の中に置いた際に生まれる。

      日神素戔嗚尊がはじめから清い心があると知って、自分の子として、天原を治めさせた。

      【日本書紀 巻第一 神代上第六段 一書第三】
    • 素戔嗚尊が右の瓊を嚙んで、右の掌に置いた時に生まれる。

      【日本書紀 巻第一 神代上第七段 一書第三】
    • 速須佐之男命が、天照大御神から鬘の八尺勾璁(やさかのまがたま)五百津(いおつ)御統(みすまる)の珠を受け取り、嚙みに嚙んで吐き出した息吹の霧から生まれる。

      【古事記 上巻】
関連
  • 凡河内国造おおしこうちのくにのみやつこ【古事記 上巻】
  • 木国造きのくにのみやつこおそらく誤記。茨木国造であろう。【古事記 上巻】
  • 山代国造やましろのくにのみやつこ【古事記 上巻】
  • 馬来田国造うまくたのくにのみやつこ【古事記 上巻】
  • 道尻岐閉国造みちのしりのきへのくにのみやつこ【古事記 上巻】
  • 周芳国造すおうのくにのみやつこ【古事記 上巻】
  • 茨城国造うばらきのくにのみやつこ【日本書紀 巻第一 神代上第七段 一書第三】
  • 孫:筑紫刀禰つくしのとね【先代旧事本紀 巻第十 国造本紀 筑波国造条】
  • 孫:意富伊我都命おおいがつのみこと【新撰姓氏録抄 第二帙 第十三巻 左京神別下 天孫 額田部条】
  • 三世孫:彦伊賀都命ひこいかつのみこと【新撰姓氏録抄 第二帙 第十五巻 右京神別下 天孫 高市連条】
  • 三世孫:意富伊我都命おおいかつのみこと【新撰姓氏録抄 第二帙 第十七巻 大和国神別 天孫 額田部𫢏田連条】
  • 五世孫:乎田部連おたべのむらじ【新撰姓氏録抄 第二帙 第十九巻 河内国神別 天孫 額田部湯坐連条】
  • 十二世孫または十四世孫:建許呂命たけころのみこと【新撰姓氏録抄 第二帙 第二十巻 和泉国神別 天孫 高市県主条, 新撰姓氏録抄 第二帙 第十七巻 大和国神別 天孫 三枝部連条】
  • 子孫?:加米乃意美かめのおみ
  • 天津彦命あまつひこのみこと