宅媛
- 名前
- 宅媛【日本書紀】(やかひめ)
- 性別
- 女性
- 生年月日
- ( ~ 安閑天皇元年3月6日)
- 没年月日
- (安閑天皇元年10月15日 ~ )
- 父
物部木蓮子 【日本書紀 巻第十八 安閑天皇元年三月戊子条】
- 先祖
- 配偶者
安閑天皇 【日本書紀 巻第十八 安閑天皇元年三月戊子条】
- 出来事
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安閑天皇元年3月6日
安閑天皇の妃となる。
【日本書紀 巻第十八 安閑天皇元年三月戊子条】 -
安閑天皇元年10月15日
天皇は大伴大連金村に勅して「朕は四人の妻を召し入れたが、今に至るまで嗣子がいない。万世の後に朕の名は絶えてしまう。大伴の伯父よ。一計を案じてくれ。いつもこれを思うと憂慮に堪えないのだ」と。
【日本書紀 巻第十八 安閑天皇元年十月甲子条】
大伴大連金村が奏上して「このことはまた私が憂い申し上げていることでございます。我が国家の天下に王たる者は、お世継ぎの有無を論じるのではなく、必ず物によって名を為します。どうか皇后や次の妃の為に屯倉の地を建て、後世に留めて跡に顕しましょう」と。
詔して「よろしい。速やかに設けよ」と。
大伴大連金村が奏上して「小墾田屯倉 と国ごとの田部 屯倉の田を耕作する農民。を紗手媛に賜りますよう。桜井屯倉 (ある本では茅渟山屯倉 を加え賜うという)と国ごとの田部を香香有媛に賜りますよう。難波屯倉 と郡 ごとの钁丁 田部と同義か。を宅媛に賜りますよう。これらを以て後に示し、昔を思うようにしましょう」と。
詔して「申すままに施行せよ」と。
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